雌阿寒岳ナイトハイク

6月30日プレミアムな月末金曜日は仕事を終えてから雌阿寒岳ナイトハイクへ行ってきました。
共通の趣味を楽しんでいる休日の合わない友人を、ナイトハイクなら大丈夫と言われていたので誘い出し、恐怖のソロ登山は回避できました。
GPV気象予報の雲量はゼロ。てんくらでは風速10m以上で登山指数はCだけど晴れ予報。星空指数も良好なので大きく外れることはないだろうと夜の8時に登山口のあるオンネトー野中温泉へ向けて出発。


暗黒の登山口。ライト消したら目開けてるか閉じてるかわからなくなる。


恐怖感とピンクテープのありがたさに震えた。上を見上げると樹林帯の隙間から星が見え隠れしている。


二合目到着。樹林帯は風がないのでヘッドランプを点けると顔面に虫が集まる。虫の多い場所はLEDハンディライトで足元を照らしながら進んだ。


三合目過ぎると視界が開け陸別方面の街明かりが見えた。地平線に月が沈んでいく。ガスがかかっていて空がスッキリしないけど、晴れることを信じてさらに高度を上げる。


雌阿寒岳の右側には天の川が確認できる。


ソフトフィルターを装着したけど天然のガスフィルターがかかっているので、フィルターテストはまた後日に持ち越し。


山頂に到着。予報通り風速10m、じっとしていると凍える寒さ。


深夜1時の雌阿寒岳山頂。湿気が多くレンズが曇り、カメラも三脚にも水滴が着く。


遠くに見える街明かりは津別町や北見市方面。


阿寒湖畔の温泉街も盛大にモヤってます。雄阿寒岳がなんとか確認できる。


夜明けまで写真を撮ったり居眠りしたり時間を潰す。


午前2時20分、空が明るくなってきた。


深夜は真っ暗で確認できなかった阿寒富士。


朝焼けは期待できない空模様なので下山開始。


下山時の六合目。

星景写真の撮影としては条件が良くない天候でしたが、暗闇の中を歩くナイトハイクの面白さを十分楽しめました。雌阿寒岳は知床の山に比べるとヒグマの心配もないので、また条件の良い時に必ずリベンジしたい。

今回の使用機材↓