冬の星座を探しに厳冬期ナイトハイク雌阿寒岳

野中温泉登山口はマイナス18度。おそらく山頂はマイナス20度以下は覚悟して出発。午後4時過ぎ樹林帯の隙間から夕焼け空が見える。

今年はまだ雪が少なくハイマツがむき出し。

山頂近くの噴煙と薄雲が風で流されていく。

白いオンネトー湖が見えた。もうすぐ星が見える時間帯。

八合目付近から東の星空が見え始める。

06噴気孔からの噴煙。遠くには足寄方面の街明かり。

山頂は風とガスに包まれている。ハイクアップで温まった体温が急激に持っていかれる。撮影開始3分程度で裸になったかと思うほど冷えていく。厳冬期登山の装備と対策をしていないと命に関わります。

一瞬ガスの隙間から街明かりとオリオンが見えた。

北西には天の川とはくちょう座。しぶんぎ座流星群の残りなのか肉眼でも多く見ることができた。

中マチネシリ火口の向こうに阿寒湖温泉街の街明かり。
インナーグローブでカメラの設定を繰り返していると指先が千切れそうに痛む。約20分程度で山頂は撤退。

八合目まで下って撮影再開。天の川の左には黄道光らしき青白い光が写っていた。

冬のダイヤモンドまであと少し足りない。

すぐ上に噴煙とガスが強風で流れている。

四合目付近からの雌阿寒岳山頂とオリオン座。


撮影機材


グローブの中にマグマミニを入れて暖をとっています。

カメラのバッテリーや車のキーを入れた保温バッグにはハクキンカイロで低温対策。