残雪の大雪山黒岳

投稿日:2017年5月8日 更新日:


ゴールデンウィーク真っ只中、5月2日に残雪の大雪山黒岳へ行ってきました。残雪と言っても黒岳スキー場はGWまで営業していますので、たっぷりの積雪があります。


登山口はスキー場リフトの終点、黒岳七合目からのスタートです。料金はロープウェイ往復1,950円、リフト片道400円(下山はリフトを使用できないのでスキー場の端を徒歩で下ります)。


雪の状態が不明なのでアイゼン、ピッケル、スノーシュー、フル装備で黒岳へ向かいます。北アルプスでは数年前からヘルメットの装着率が上がってきていますが、北海道ではまだまだ少数派です。雪山では安全のため必ず装着しています。


8時始発のロープウェイ乗り場は層雲峡温泉に宿泊している外国人観光客で賑わっていました。


ロープウェイを降りると黒岳五合目。ガスの中で真っ白ですが黒岳ではよくある光景で、さらに標高を上げると雲海が広がっているはず。


リフト乗り場まで少し歩きます。リフトの始発は9時なので時間を持て余していたら、だんだんとガスが晴れて黒岳山頂が見えた。


リフトに乗っている途中で完全にガスが晴れて快晴。


リフトを降りると黒岳七合目。大雪山北側のニセイカウシュッペ山。その下には雲海が広がっている。


ここから登山スタートです。ダケカンバの斜面を直登。雪はザクザクと重い状態。


振り返るとニセイカウシュッペ山。


気温は高めだったけど木の先端には樹氷。


この当たりはスノーシューで登っていたけど、最初からアイゼンの方が良かったと後から気づく。


斜面がだんだんとキツくなって、MSRのスノーシューでもずり落ちる。危険なのでアイゼンに交換。雪上は休憩する場所もないほどの急斜面なので、立ち木を利用して立ったままスノーシューを外しリーシュにつなげ、落下を防ぎながら慎重にアイゼンを装着。これが一番緊張感のある時間だった。スマホを落としらたぶん数百メートルは滑り落ちていく斜面です。最初からアイゼンで登って入れば…と何度も後悔。


アイゼンに交換しているあいだにBCスキーヤーが力強くグングン登っていく。


招き岩も見えてきた。BCの方は体力ありますね。


それにしてもこの斜面。ハンパない斜度で振り返ったら身震いする。あまり考えないようにしてたけど、本当にここを下るのか?


アイゼンを付けてからキックステップで登りやすくなった。黒岳の夏道はつづら折りの登山道ですが、雪山はつづら折りや斜面をトラバースするより直登のほうが安全。


高度を上げるとさらに絶景が広がる。


頂上が見えた。向こうにも絶景が待っているはず。


雪山の大雪山黒岳に登頂。


御鉢平方面。この先は旭岳へと続いている。


ニセイカウシュッペ山。


ゆっくりとコーヒータイム。


360℃絶景が広がる。


少し雲が出てきた。


桂月岳にも雲がかかってきた。


山頂の祠にお参りを済ませ下山開始。


急斜面を慎重に下ります。


アイゼンの踵を差し込んで真っ直ぐに下る。


やっと登山口まできてホッとする。


ロープウェイの改札まで時間があったのでレストハウスへ。


シンプルなかけ蕎麦はシンプルに美味しい。


レストハウス黒岳メニュー


いつもの黒岳の湯は配管の故障で臨時休業。


はじめて朝陽亭の日帰り湯に行ってみた。


大きなホテルなので広くて立派な温泉でした。日帰り湯800円。


層雲峡ビジターセンターに寄り道。


北海道の特に山の近くにあるこういう施設では、必ずヒグマが出迎えてくれます。北海道では常識です。


大雪山に関する展示物がたくさんあります。


やっぱり山のジオラマは楽しいですね。

今回は20mm単焦点レンズのみで装備を軽量化。この季節ならではの大雪山の景色を広角レンズで写すことが出来た。
北海道は徐々に雪山から夏山へ変わろうとしている。今年も沢山の山に登りたい。

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