仕事を終えた金曜日の夜、自宅から約200km離れた十勝岳望岳台まで片道3時間半かけて行ってきました。
翌日富良野で人と会う約束がある。それまでに星景撮影したり十勝岳登山も出来るかも。GPV予報も良さそうなので綺麗な星空を期待して出発。
十勝岳望岳台は標高930mの展望台で十勝岳登山の拠点になっています。周辺には白金温泉、吹上温泉、十勝岳温泉などたくさんの温泉があります。
望岳台に到着して車を降りると満天の星空が広がっていた。天の川もいい位置にある。
Nikon Df + 14mm(AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)
十勝岳山頂に天の川の核心部分が重なっていた。
Nikon Df + 24mm(AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)
富良野岳方向。右側は富良野市街の街明かりでオレンジ色に。富良野岳がピンク色になっているのは十勝岳温泉の灯り。右側に輝く明るい星は木星。
Nikon Df + 14mm(AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)
こちらは美瑛岳方向。まだ5月なので天の川は寝てる。7月になると真っ直ぐに起き上がります。写真中央には夏の大三角形デネブ、ベガ、アルタイルが見えています。
Nikon Df + 14mm(AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)
ここで50mmレンズに交換してから、ソフトフィルターを忘れたことに気づいたけど、この星空を見ていたらそんな小さな事は気にならない。逆にピントが甘かった事が気になる。
Nikon Df + 50mm(AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G)
山頂付近にM8、M17、M16の星雲も確認できた。1時間程撮影していたらさすがに体が冷えてきたので一度車に戻る。
Nikon Df + 50mm(AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G)
車中で2時間ほど仮眠をとってから十勝岳を目指してスタート。
眠い身体を起こしながら月明かりの中をトボトボと歩く。
雪渓が残っているけどツボ足で大丈夫。
空が明るくなって来た。旭岳のシルエットも見える。
避難小屋が見えてきた。大正火口と62−2火口の噴煙も見える。
朝陽を浴びる富良野岳。
十勝岳避難小屋に到着。
ドーナッツでエネルギー補給。
休憩してから再スタート。
雪渓上の土が変な形になっているのは何でだろう。
雪渓の直登がキツイ。長距離運転と寝不足のせいか、足が重い、息が上がる、テンションは下がる。
もう少しで火口。十勝岳の姿を確認したら引き返そうか。
見えた。十勝岳は過去2回天気に恵まれている相性の良い山。今日もハッキリとその姿を確認できた。
分岐の広場でザックを下ろし休憩。
雪渓が残っているけど山頂までツボ足でも大丈夫そうです。
美瑛岳も立派な姿を見せてくれた。
摺鉢火口にはまだたくさんの雪が残っている。
摺鉢火口から見る十勝岳。
富良野岳方面。
山頂も風が強そうです。今日は無理せずここで引き返そう。
そうと決まれば下りは雪渓をザクザクと。
富良野岳の形はカッコいい。
無事に望岳台に下山。新しい建物が完成していた。
十勝岳望岳台防災シェルター。御嶽山の教訓を受けて整備されたようです。
床一面には十勝岳連峰の衛星写真。個人的にはジオラマの方が好きです。
無料の野天湯「吹上の湯」でゆっくり疲れを癒やす。
そして待ち合わせの場所へ。
富良野「福寿司」ですっかり元気回復。
星も撮りたい、山も登りたい、あまり欲張るとダメですね。これからはしっかりと計画を立てて行動したいと思いました。