リコーGRⅢはレンズ先端から6~12cmの範囲でAFマクロモードを搭載。GRⅡにマクロコンバージョンレンズを装着した場合とほぼ同じ倍率0.35倍を、カメラ単体で実現。マクロボタンを押すだけで、ボケを活かした接写が楽しめる。
今回はGRⅢマクロ撮影の作例を紹介します。植物園の内部なので無風状態、全て手持ちで撮影しています。写真データはJPEG Lサイズで撮影後、Adobe Photoshopでブログ用にリサイズのみ無加工写真です。
植物の名前はわかりません、相当小さい葉ですがしっかりと解像しています。
手ぶれ補正のおかげで1/50秒でもピンボケしていない。
花びら表面の細かいディティールまで見えている。
F2.8開放は前ボケもきれいに表現できます。
今回はイメージコントロール多めに撮影しましたが、植物マクロとの相性は悪くないです。
マクロ撮影では切り取る画角が、想像以上に面白くて毎回新しい発見があります。
GRⅢの高解像度とマクロのコンビネーションで撮影技術が上がったように錯覚してしてしまう。
こういう場面ではさすがにAFが迷います。ピントが前後に行ったり来たりしますが、合焦するまで根気よく待てるのは先代GRのおかげ。
コンデジでここまで撮れたら文句なし。
肉眼ではなかなか見えない表面の産毛までしっかりととらえている。
イメージコントロールを使うと雰囲気のある写真が勝手に仕上がります。
被写体が豊富な場所でのマクロ撮影は時間を忘れて楽しめる。
最後のこの一枚はマクロ撮影ではありませんが、撮影後に写真データをPCモニターで確認して、その解像度に驚かされました。さすが単焦点GRレンズ。GRⅢに限らず最新のハイエンドコンデジは画質の向上が凄まじいですね。
今後も風景や星景撮影も作例として紹介したいと思います。