凍りつく危険な斜里岳に登る

投稿日:2016年10月17日 更新日:


阿寒と知床連山の中間にそびえる斜里岳は、日本百名山のひとつで登山も盛んな山です。
登山ルートでもっともポピュラーなのが清里町側からの清岳荘を通るルートです。独立峰的な山なので、遠くからでも斜里岳の美しい姿を見つけることができます。


登山口のある清岳荘までは車でも入れます。営業期間は6月下旬〜10月上旬、営業期間以外はトイレの使用もできなくなりますので、清里町で済ませておくといいでしょう。


斜里岳の登山道は沢沿いに進むので暑い夏がおすすめですが、天気もいいし雪が降る前に登ろうと思い立ち行ってきました。


何度も渡渉を繰り返しながら登ります。登山は始まったばかり、できれば靴を濡らしたくないので普段なら岩の上をぴょんぴょんと進むんですが、この時間帯は氷点下。


岩がツヤツヤに光っている場所、これ全部なめらかな氷です。少しでも足を乗せると見事にスベリます。両足でスベルと転倒して後頭部強打は間違いなし。ヘルメットを持ってこなかったことを後悔しました。


大きな滝が次々と現れます。夏場は涼しくてほんとに気持ちがいいコースなんですが。


滝の横の斜面も慎重に登ります。早朝に出発したけど時々先行者の濡れた足跡が確認できる。この足跡にかなり勇気付けられた。


危険なので一眼はザックの中です。こういう時は片手で撮れるサブカメラのRICOH GRⅡが大活躍。


もう魔法にかけられた氷の世界です。斜里岳は沢コースと尾根コースの2通りの登山道があるので、下りはここを通らなくていいんです。ここを下るのは無理。


乾いた岩場を探しながら草をつかみながら必死に登る。


沢沿いのコースも終わろうとした頃にやっと日差しが出てきました。


沢を終え馬の背までの胸突き八丁は急登ですが、氷がないので景色を眺める余裕もでてきた。
さすがに一眼カメラはザックの中から出せず、ここまではRICOH GRⅡで撮影しました。こういう場面では機動力のあるGRは頼りになります。


馬の背が見えた。頂上まであと少し。馬の背は景色もいいので休憩スポットになります。


馬の背から頂上まではガレ場が続く。途中に斜里岳神社があるのでお参り。


頂上に到着です。ここで心の支えとなっていた足跡の先行者と遭遇。自分よりもはるかに若い女性で驚いた。


山頂からは雌阿寒岳や雄阿寒岳、摩周岳も確認できた。


眼下にはオホーツク海が広がっています。


知床連山も遠くに見えています。手前は海別岳。


斜里岳は見ても登ってもかっこいい山でした。登るなら夏がいちばんオススメです。

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