RICOH GR IIIで撮る機窓からの絶景

飛行機の楽しみは機窓から見える山の景色。普段から山地図を見る機会が多いので、実際に上空から見る山は大好物です。航空券予約と同時に座席指定、もちろん翼を避けた窓側を選択。飛行機までのブリッジを渡る時はワクワクします。

撮影に使用したカメラはRICOH GR Ⅲ、全てJPEG撮影。窓越しの撮影なので反射や霞を修正するため、Adobe Lightroomにて明瞭度、かすみの除去等のわずかな補正を行っています。GR3の実際の写りや空気感が確認できるようにしたいので過度な画像補正はしていません。ブログではコントラストや彩度を上げたSNS映え目的の写真にならないように気をつけてます。

午前の便で小松空港から羽田空港へ向かいます。快晴の飛行場からは白山連峰がはっきりと見えている。

白山連峰の向こうには北アルプス

離陸直後、小松市の向こうに雪の残る白山連峰の姿が見える。

右奥の遠くに見えるのは北アルプスの山並み。

山深い飛騨高山方面。奥に北アルプス。

手前右に経ヶ岳、中央は白山連峰。奥に立山連峰から穂高連峰まで確認できる。

北アルプス、中央アルプス、南アルプスが並んで見える山好きには垂涎ものの贅沢な景色。

富士山の存在感

日本アルプスを堪能した後は富士山も姿を見せてくれた。

静岡県御前崎上空。この日のフライトルートは富士山からは離れて海に出るルートでした。遠くから見える富士山ですが存在感は抜群です。

翼越しの富士山。永遠に見ていたい景色。

大島上空を経由して羽田空港に降りるようです。かなり迂回してますが、いろんな景色を楽しませて頂きました。結果左側の座席で正解でした。右側の座席だったら海ばかりで、日本アルプスの山脈も富士山も拝む事が出来なかったでしょう。

機窓からの手持ち高感度撮影

日付けが変わり日没後のフライトです。羽田空港を離陸した直後。ISO1600でもノイズは目立ちません。

ISO2000。少しノイズが出てきますが、揺れる機体の窓越しからの撮影なので、条件が悪い中ここまで撮れたら文句無し。

皇居を中心とした都心の夜景を見下ろす。

飛行機から見える景色を高画質で撮りたい、フルサイズ一眼レフの巨体ではどうしても目立ってしまう。個人的な感想ですが、女性が大きい一眼レフを持っていてもスマートに感じますが、男が特大の望遠レンズを機内で振り回すのは抵抗があります。ハイジャック犯と間違われたら大変です。

そんな時GRがあると片手で音もなくスマートに撮影できて更に高画質。機窓からの絶景をサクサクっと思い存分撮影できる。

旅の終わりは地元北海道の女満別空港へ着陸態勢。田園地帯は雪解けがすすんでいますが、斜里岳にはまだ雪が残っている。