RICOH GR Ⅲで金沢散歩

ポケットに収まる高画質、GRⅢは旅に最適なカメラ。

歴史情緒あふれる金沢、桜満開の観光スポットをRICOH GRⅢ片手に散歩。風情ある街並みを歩きながら手持ちでスナップ撮影、加賀百万石の城下町金沢を満喫してきました。

歩きながら撮影しているのでピンボケ手ブレ写真もありますが、それも含めてGRⅢの作例としてご覧ください。全てJPEG Lサイズ、Avモードで撮影。データはAdobe Lightroomにてリサイズ。過度な彩度補正は行わず、GRⅢ本来の色合いを重視しています。

堂々とした門構え、金沢駅のシンボル「鼓門(つづみもん)」は能楽に使われる鼓をイメージして造られています。

2011年には「世界で最も美しい駅14選」の第6位にランクインしたそうです。

駅前のやかん。金沢の街角には個性的なオブジェが点在している。

駅前通りの大きな鉄球。

金沢の台所「近江町市場」

海の幸や生鮮野菜などが一堂に会した活気あふれる市場。

カキやエビなどの新鮮な海鮮が豊富で、食べ歩きが出来るお店がたくさん。

金沢21世紀美術館の前庭には見事な桜。

日本さくら名所100選にも選ばれている国の特別名勝「兼六園」。

支柱だらけの松。

さすが桜の名所100選、お見事でした。

日本庭園を撮影したことがないので上手く撮れない。どこを切り取っても加齢臭漂う写真になってしまう。

兼六園には7箇所の入口がある。ここは金沢城と直結している桂坂口。

石川橋の上から桜満開の百万石通りを撮影。

百万石通りは金沢の中心街をグルっと周回している大動脈。

金沢城のメインゲートと言われる石川門。

金沢といえば九谷焼。

驚きの色彩。

九谷焼の招き猫に目が釘付け。

金沢の昔ながらの風情が楽しめる「ひがし茶屋街」。

古い建物が並ぶ茶屋街には、和風カフェや歴史を感じるお食事処がたくさん。

茶屋街を歩いていると、和の趣を感じられる風景が至る所にある。

東料亭組合と書かれた看板のある建物からは、三味線や鼓の音が聞こえてきた。

日本の原風景が残る白川郷へ

日本の原風景、合掌造り集落を求めて世界文化遺産「白川郷」へ。

100棟余りの合掌造りが数多く残り、今でも人々の生活が営まれている集落。

雪が溶けたばかりで、田んぼには稲もなく見頃はこれからですね。空いていたのでゆっくりと歩けました。

白川郷の歩道の横には用水路があり、綺麗な水の中では大きな魚もゆったりと佇んでいた。

茅葺き屋根の葺き替え用なのか、丁寧に保存されている。

観光客は少なめでのんびりと散歩を楽しめた。

掌(てのひら)を合わせたような、急勾配の大きな茅葺き屋根が“合掌”の由来。

茅葺屋根の断面やそれを支える合掌材の構造が芸術的。約30年ごとに葺き替えるらしい。

北海道で生まれ育った者としては馴染みのない風景ですが、幼い頃から絵本や漫画で植え付けられた「ふるさと」の原景色が目の前に現れる、日本人なら一度は見てみたい景色です。

金沢では新鮮で美味しい魚介類と、美味しい地酒を楽しみました。

ズームの出来ない単焦点レンズでは、自分が被写体に寄っていくか離れるか。あとはその場を動かず諦めるしかない。GRⅢは画角に対して余計なことを考えずに、見たままを記録していくスナップ写真に向いているカメラだとあらためて実感した。旅には欠かせないカメラです。