森と湖に囲まれる雄阿寒岳

湖に囲まれた雄阿寒岳。登山口から太郎湖・次郎湖を眺めて、鬱蒼とした針葉樹林帯の中を歩き、五合目からは展望の開けたハイマツ帯の稜線を歩く。
山行の7割以上が樹林帯歩きなので絶景が楽しめる雌阿寒岳と比較すると、少し退屈な山歩きかもしれません。辛く長い樹林帯を登り山頂へたどり着くと、貴重なパンケトー湖の全貌が現れます。この姿を見たくて何度も登ってしまう。

標準コースタイム5時間50分。歩行距離10km、標高差1,070m。

阿寒湖畔から見えるはずの雄阿寒岳は雲の中。

登山口近くから見る雄阿寒岳山頂には笠雲が。

登山口の滝口から。朝の日差しに秋を感じる。

太郎湖へ注ぐ清流を右手に眺めながら歩く。

雄阿寒岳の7割以上は樹林帯。前半は苔むした登山道を進む。森の空気が心地良い。

きのこ?

倒木に張り付く苔。

森の隙間から一瞬見えた阿寒湖。

五合目からは展望が開ける。五合目で実質8割達成です。

一気に山頂へ。

雄阿寒岳山頂から見える貴重なパンケトー湖の全貌。中央に藻琴山、右には斜里岳。

雌阿寒岳と阿寒富士の姿も確認できる。

下山は阿寒湖畔の温泉街を眺めながら。

再び深い森の中を歩く。