月面Xを撮影

月面Xとは上弦の月の時期、明暗の境目にアルファベットのXの文字が浮かび上がる現象です。
2004年にカナダの天文家が紹介したのをきっかけに広く知られるようになりました。
クレーターの山頂部にだけ太陽光が当たり偶然に見られる造形です。
2018年は4回のチャンスがあり、夜間に見られるのは11月15日だけ。
この貴重な夜に天気予報は曇り予報でしたが、外にでると雲のない夜空に月が輝いていました。


所有望遠レンズで最大ズームは400mm。フルサイズだと月も小さいです。
Nikon D850 + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SS1/50 f6.3 ISO100 400mm


等倍近くまで拡大。ここまで拡大するとキリッとした解像は望めませんが、なんとかクレータも確認できます。


等倍でトリミング。月面Xの他に、月面V、かろうじて月面Lも確認できた。
来年2019年は7回チャンスがありますが、夜間に現れるのは1月13日22時の1度だけ、残りの6回は昼間から夕方です。所有レンズでは限界があるので、天文・天体写真家さんの撮る月面Xを楽しみたいです。