NIKKOR Z 20mm f1.8 S 大雪山旭岳で星景撮影

Nikon Z6とZ 20mm f1.8Sでリベンジ旭岳

雪景色の旭岳と星空を撮りたくて今年2回目のチャレンジ。前回は雲に覆われて不完全燃焼だった。夕方から晴れる予報を信じて再び旭岳姿見駅へ。日中はまだ重たい雲が張り付いている。

大雪山連峰の主峰旭岳は北海道最高峰の火山。ロープウェイで気軽にアクセス出来ますが、雪山遭難も多発しているようです。GPSや防寒、食料など命を守る装備での登山をおすすめします。

ホワイトアウトの展望台で、キタキツネと一緒に雪が止むのを待つ。真っ白の空を首が痛くなるほど見上げた。腹ペコキツネが可愛いけど…獲物は自力で狩りなさい。

日没時間も過ぎ周辺も暗くなってきた時、雲の切れ間から旭川の街明かりが見えた。絶望的なホワイトアウトからの夜景は興奮する。

Z 20mm f1.8 Sで撮る星空と旭岳

振り返ると薄雲の中に雪化粧の旭岳が浮かび上がっている。ゾッとするほど美しい。

星景写真は全てZ20mm f1.8Sで撮影。
Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 20mm f/1.8 S Zマウント フルサイズ対応 Sライン
いつものように現像ソフトでの過度な彩度補正や加工は無し。撮影時の設定のままNX-DでJPG書き出し。ソフトフィルターも未使用。Zレンズ本来の写りを重視しています。

薄雲の中から徐々に浮かび上がる旭岳。山頂からの山肌、火口と噴煙もはっきりと見えた。鳥肌が立つほど綺麗だ。

西の空には旭川や東川の夜景が見える。

星を撮るため感度を上げているから画像は明るく見えるけど、現場は暗闇なので声を掛け合いながら撮影。

Z6+Z20mm f1.8S ISO8000 f2.2 SS15s WB3650

永山岳、比布岳方面も真っ白く雪化粧。この構図のまま10分間の星の軌跡を撮る↓

Z6+Z20mm f1.8S ISO200 f2.2 SS600s WB3650

SS15秒×40倍で10分間なので、ISO感度は40分の1、200に設定すると適正露出。

月の出まで限定の星撮りタイム。月明かりの影響で空の色が少しづつ青く染まっていく。

白く輝く旭岳の山頂。どうして山頂だけ明るく照らされているのか不思議。

月明かりのバックライト効果で旭岳のシルエットが浮かび上がる。星空の透明感が半端ない。

永山岳方面にはうっすらと天の川。

いつまでもここで撮影していたい。

月明かりで星が消えていく。残念ながら下山開始。

幻想的な月明かりの森を撮る。

ゲレンデを下山して天女ヶ原から振り返る。

雪化粧した月明かりの森のなかへ。

冬にしか撮れない幻想的なシーン。

森の撮影に取り憑かれて森から出られなくなる人。

最後の一枚は、Z24-70mm f2.8S。
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

数年前からの念願だった冬期旭岳での星景写真。今回は月明かりの影響で空の色に変化があり星空も色々な表情を見せてくれた。サンセットに照らされる旭岳は見られなかったけど、降り続いた雪のおかげて純白の世界と星空を撮影できたことに大満足。来年も必ず撮りたい最高の景色でした。

Adobe Lightroomで現像処理

Adobe Lightroom現像
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