愛山渓から沼ノ平を抜けて当麻乗越へ

2週間前に降り積もった雪も落ち着き、久々の快晴。残り僅かな紅葉シーズンは沼ノ平をゆっくりと歩き、残雪の旭岳を眺めに当麻乗越まで足を延ばしてきました。
登山口のある愛山渓温泉は紅葉真っ盛り。

標高約1,000mに位置する愛山渓温泉は、国道39号線から19kmの地点にあります。

朝7時前、駐車場スペースはまだ余裕があります。登山口近くに車を停めてゆっくりと準備。気温は8℃。

愛山渓温泉の登山口から入山、沼ノ平を経由して当麻乗越までの往復10.7km、累積標高差830m。標準コースタイムは約6時間、のんびり日帰りできるルート。高原温泉の沼巡りと比較するとマイナーですが静かに歩ける好きなルートです。

沼ノ平分岐までは階段が続きます。

鉄ブリッジは崩壊。代わりに出来た丸太ブリッジの安定感が頼もしい。

沼ノ平分岐に到着。

ここからは緩やかな木道が続きます、沼ノ平の湿地帯には大小の沼が点在している。

順光の朝陽を受けたブルーに目を奪われる。

湿地帯が黄色く輝く。

愛別岳の姿も見える。

沼地を進むと旭岳の頂上が見えた。この辺りは逆光なので、下山時にゆっくりと撮影しよう。

当麻乗越へ向けて少しづつ標高を上げ、歩いてきた沼地を振り返る。

不思議な形の沼地を眺めながら標高を上げていく。

旭岳の全貌が見えた。

紅葉は終わりかけだけど綺麗です。

夏の沼地は緑一色ですが、秋の彩りはやっぱり綺麗。

旭岳ロープウェイ姿見駅方面。遠くに見える十勝岳連峰。

下山時刻は沼地も順光になり早朝とは表情が違う。

ここに住みたくなる。

永山岳、比布岳には残雪。

旭岳にお別れ。

愛別岳を眺めながら木道を歩く。

すれ違う登山者も少なく静かに歩ける。

標高1,400m付近のダケカンバやナナカマドが紅葉ピーク。

ずっと観ていられる景色。

沼地歩きも終わり。

紅葉に包まれた登山道を下る。

登山道の隙間から見えた愛別岳。