雪山シーズンへ向けて北見市仁頃山へ足慣らしに。しかし積雪量が少なく本格的な雪山の感覚をトレーニングするのはまだ先のようです。管理車道コースは標高差約650m、往復6.8km、ゆっくり登って下りて1時間半〜2時間程度(個人の感想)なので近場のトレーニング登山には最適。今はまだ笹の葉も見えている状態だけど、もっと積雪量が増えるとスノーシューで樹氷の森を歩くのが最高に楽しい。雪山は寄り道ばかりで滞在時間が長くなります。
登山口は北見市街から約20km、車で20〜30分。仁頃山麓の富里ダム近くに東新道登山口、林道を奥へ進むと管理車道登山口。冬期の林道は除雪が入らない時もあるので、東新道登山口から入山するか、管理車道の登山口まで歩いて行く必要があります。
今のところ林道には積雪がないので、今回は管理車道登山口から入山。
仁頃山は週末はたくさんの登山者が歩いているから踏み跡がしっかり付いていて長靴でも十分歩けます。カミックの長靴はフィット感も良く長時間の山歩きにも向いています。さらに防寒性能も優れているので足が冷たいと感じたことがない。さすがにアイゼンやスノーシューの装着には無理がありますが仁頃山では大活躍です。
五合目の分岐。奥新道へ向かう横断道がありますが、鹿の足あとしかないので、このまま管理車道を進む。
前半は木々の間を進むので展望はあまりない。八合目あたりから展望が開けてきます。
枯れた雑草も樹氷になると綺麗です。
樹氷の隙間から少しずつ景色が見えてきた。
青空を期待していたけど山頂上空には雲がかかっていた。
山頂からは大雪山の山並みが見える。中央は表大雪、右にニセイカウシュッペ山。
まだまだ雪が少ない。
太陽が出ていたらもっとキラキラしてキレイですが、この雰囲気もいいです。
天気が良ければ、この方向には斜里岳や知床連山も見えています。
山頂にはこの3本の電波塔があるので遠くからでも仁頃山の姿が確認できる。
帰りに東尾根道にあるオホーツク展望台に寄り道。
名前の通りオホーツク海が見えます。ここから流氷の到来も確認できる。
ここは山頂よりも好きな場所。
眼下に凍りついた富里ダムが見える。
下山時には斜里岳の姿も確認できた。
無事に下山。登山口にはまだたくさんの車がある。
翌日また来ました。
天気は良かったんですが午後から登山だったので、日光で樹氷は全て溶けていた。
山頂はマイナス4℃。風もないので暖かく感じる。
右から斜里岳、海別岳、知床連山が見えていた。
仁頃山は積雪期でもお手軽に登れる山なので、御来光登山やナイトハイクも楽しめます。スノーシューで深雪を下山するときのふわふわした浮遊感は病みつきになります。