1月7日、今年の初登山は雌阿寒岳。気温はマイナス10℃、天気は良さそうなので日の出前の6時過ぎ、薄暗い野中温泉登山口からスタート。
樹林帯の登山道はしっかりと踏み固められているので歩きやすい。この日は全てアイゼンで通したけど、スノーシューの方も結構見かけました。
雪を踏み抜くこともなく順調に進みます。樹林帯の中は風もなく穏やか。
樹林帯を抜けると青空と月。
朝陽に照らされて素晴らしい景色が広がっていた。
しかし、山頂方向は雲が張り付いて風も強そう。
今年は積雪が少なくハイマツが見えている。
エビのシッポも育っている
目指す方向にはガス、強風で流されている。大沢を過ぎたらアイスバーンとクラストの見分けが付かないので時々ズボッとハマる。アイゼンかスノーシューか悩みどころですが安全面を考えるとやっぱりアイゼン。
山頂以外は晴れていて眺めは良いですが現場は強風です。フルフェイスマスク&ゴーグルでも顔面が痛くなってくる。
向こうの山頂(フップシ岳)にもイヤな雲が張り付いている。
凍りついた巨岩の陰で風を避けながら休憩。
フップシ岳を見下ろしている角度だからたぶん七合目標識。
この先は風も強くホワイトアウトの予感。少し進んだけど全く視界がなくなったのでここであっさりと撤退。雌阿寒岳はいつでも来られるので天気のいい時にまた登ろう。
三合目まで下ると山頂が確認できるくらい天候が回復していた。下山時にスライドした方は問題なく山頂まで行けたと思う。
登山口でマイナス10℃だったので、標高を上げるとマイナス15℃はあったと思う。D850は問題なく動作していました。