オホーツク海でジュエリーアイスを美しく撮る

厳冬期限定オホーツク産ジュエリーアイス

ジュエリーアイスといえば豊頃町の大津海岸が有名ですが、オホーツク海にも数は少ないけれど現れます。常呂川から流れ出た氷がオホーツク海の波に洗われ、宝石のように輝きながら砂浜に打ち上げられる。

D850+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED SS1秒 F16 ISO64 24mm ND16使用

大津海岸で名付けられた本家ジュエリーアイスの発生メカニズムとは異なるかもしれませんが、オホーツクの海岸でもジュエリーのようなアイスが見られます

海岸には大小の氷が打ち上げられていた。

波打ち際にアイスは見当たらず、ほとんどが砂浜に。風向きや潮の満引も関係あるのかも。

いつの間にか波打ち際に現れるアイス

日が傾く頃、気がつくと波打ち際に数個のアイス。河口からやって来たのか、撮影のために誰かが運んだ氷が波に遊ばれているのか不明ですが…

波と共にコロンと現れて、また波に持っていかれる。
自然のままを撮りたいので、人間の手を加えないように一瞬のシャッターチャンスを狙う。

日没後の空はピンクに染まっていく。夜明け前と日没直後のマジックアワーが狙い目ですね。

ジュエリーアイスを美しく撮影するには?

波打ち際のジュエリーアイスは、打ち寄せる波に行ったり来たり転がる。波の動きを表現したいので1秒前後のスローシャッターで撮影。波の影響で被写体ブレが発生し撮影の成功率は恐ろしく低い。
何度も写していると、波の強弱により氷だけ止まった写真が奇跡的に撮れる。とにかく枚数を撮ること。この日は日没前後の2時間以上、氷と波と格闘しながら200枚以上撮影しています。

減光フィルターND16使用。光量を1/16に減らしシャッター速度を遅くします。

寄せる波と、引く波では光の反射で氷の輝き方が違う。ベストなジュエリー感を探しながら何度も撮影を繰り返す。

波に揉まれると穴が開くのか、大津海岸のジュエリーアイスも同じような穴が開いていた。

波がいろんな表情を見せる。どれが正解か解らなくなってくるけど、どれも綺麗だ。

今回はアイスの数も少なく、ひとつのターゲットを狙い撃ちの撮影。もっとたくさんのジュエリーアイスが撮りたい。流氷が接岸する前に再訪してみよう。

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