Good-bye 神レンズ
2020年の新年初撮りは衝撃的な幕開け。1月5日に「しぶんぎ座流星群」をカメラ2台体制で狙う。−13℃の暗闇で撮影中に突然の強風、NIKKOR 14-24mmを装着したD850が三脚ごと倒れた。
角型フィルターを装着したまま岩の上に叩きつけられた。
登山や厳冬期の撮影など過酷な使用状況が多く、ある程度のリスクは覚悟していたので、倒れた瞬間は意外と落ち着いていた。ただ長年連れ添ってきた相棒が壊れるのは悲しい。そしてボディは消耗品だけどレンズは資産ですから。
修理不可能も考えていたけど、レンズガラス自体に割れや破損はなく、鏡筒部分と連結部分の修理だけで済みそうな内容。装着していた角型フィルターがレンズを守ってくれたようです。
修理見積りは72,413円。このレンズは2007年の発売以来、12年経過していますが未だに神レンズと言われている存在。現在でも新品で200,000円以上、中古市場では130,000円前後。修理するか悩ましい金額です。
ニコンZマウント移行へのカウントダウン?
近い将来のZマウントへの移行を本気で考える時期かも知れない。噂のZ8、Z9の登場はいつなのか? Zレンズの14-24mm f/2.8 Sは新たな神レンズとなるのか? D850の後継機は考え難いが、D850aなんて登場したら…先々のことを考えた結果、修理は保留。しばらくは手元に置いて様子見です。
気になる星景写真用の広角レンズ
今年はZマウントのロードマップも充実しそうな雰囲気です。マウント移行した場合、星撮り用に20mm f1.8 単焦点は確実に手に入れたい。
最近はSIGMAの14mm f1.8 単焦点も評判が良いので気になる。
星景写真ではF4が不安だけど、広角12mmスタートが魅力的な SIGMA 12-24mm。
NIKKOR 14-24mm 内部を確認
せっかくの機会なので内蔵むき出し状態の神レンズを確認。
星景写真を撮る者にとって、神レンズと言われるAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED。長年に渡り楽しませてもらいました。
倒れる直前に写した最後の写真。
2020年、次代へ向けて幸先の良いスタートを切ることが出来ました。
機材の扱いには気をつけましょう。