11月に初冠雪を迎えた雌阿寒岳へ。樹林帯を過ぎて3〜4合目付近から積雪が始まる。朝の早い時間帯はクラストしている箇所があるのでアイゼンがあると安心です。
上の写真でも確認できるが、今年は北西斜面の06噴気孔の活動が活発になっており、8〜9合目は噴煙の濃度が高い。山頂が火山ガスに覆われる事も頻繁にある。
気象台の資料では噴火の兆候は認められないそうですが、今後の活動に注意しましょう。
9合目から見えるポンマチネシリ火口と阿寒富士。
阿寒湖と雄阿寒岳。その向こうに斜里岳と冠雪した知床連山が見える。
山頂は白の世界。
標識にはエビの尻尾。
青沼には薄氷が張っている。
立派な雪山の雰囲気。
強風によって岩に付着した氷が、雪山の厳しさを感じさせる。
待望の雪山シーズンが到来した。
これから更に寒くて厳しい登山になるが大好きな季節。北海道ならではの絶景を楽しみたい。