北海道から八ヶ岳へ遠征登山Vol.2 星と赤岳


日が沈んでから雨も上がり山小屋もテント場も静かになった。雲もなく赤岳がはっきりと見えている。今夜はペルセウス流星群の極大日、流れ星を期待しながら待ちます。
前回の記事はこちら↓
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カメラの設定をしながらテスト撮影していたら頭上に大きな流星が流れた。みんな歓声をあげていた。この夜いちばんの流星だった。


山小屋は東側。ちょうど小屋の上に大同心、小同心が見えている。


時間とともに天の川がはっきりと確認できるようになる。中央が赤岳、右が中岳。左側の稜線には赤岳展望荘の明かりが見える。


テン場もひっそりとしていた。


ソフトフィルター PRO1Dプロソフトン A W 装着。


雲が出てきて外にいた人達も山小屋へ入っていった。


赤岳のシルエット。こんな星空をずっと妄想していたので感激です。


空一面に雲が広がり夜中にはまた雨が降っていた。


夜明け前、雨は止んで天気が回復している。


山は午後から天気が崩れる傾向にあるので早めに出発しよう。


阿弥陀岳に朝陽があたってモルゲンロート。


朝食ももちろんおかわりして出発の準備をします。


快適に過ごした行者小屋を後に赤岳へ向けて出発。


赤岳へは地蔵尾根か文三郎尾根の2つのルートがあります。反時計回りに縦走するので文三郎尾根から赤岳を目指します。


登山道に入るとすぐに急登の階段が始まる。


木の階段だったり鉄製の階段だったり、しっかり整備されているので歩きやすい。急登の階段なので短時間でグングンと標高を上げているのがわかる。


振り返ると行者小屋があんなに小さく見える。


赤岳から横岳に続く稜線。雲が巻き付いた幻想的な風景に見とれた。


この先に中岳、阿弥陀岳へ向かう分岐がある。


よく見ると階段にMAMMUTのマークがあった。


分岐地点。下からガスが湧いてきている。


左側の岩稜地帯が赤岳へのルート。楽しい岩登りの始まり。


頂上はあと少しガンバル。


鎖やハシゴがありますが難易度はそれほど高くない。三点支持で慎重に進めば問題なくクリアできます。ただし滑落したら大怪我かそれ以上なので気を付けてください。


この時間帯は赤岳から下山してくる人とすれ違うので渋滞する場合もあります。


最後の登り、足場もしっかりしているのでグイグイと登れます。


赤岳2899m山頂到着。雲の中なので展望は無し。晴れていれば遠く北アルプスや南アルプス、富士山も見えるはずだけど贅沢は言いません。ほぼ無風で雨に当たらない楽しい山歩きです。


一瞬の晴れ間から下界が見えた。


次から次へと登山者がやって来ます。山頂標識は撮影待ちの状態で賑やかでした。


赤岳頂上山荘は山頂のすぐ横にある。


この先に見える赤岳展望荘まで一気に下る。


山頂を振り返るとなかなかの急登。


赤岳展望荘に着いた。晴れていれば最高の展望だろうな。


赤岳展望荘の料金表。


山荘内の食堂。


ここでコーヒー飲んでゆっくりと休憩した。


地蔵仏が祀られている地蔵の頭。


さらに稜線を進む。


横岳までは7つのピークを越えるらしい。


クサリやハシゴが数ヶ所あるけどそれほど難易度は高くないので楽しめる岩場です。


かなり序盤で何個目かのピークかわからなくなる。


細かい上り下りを繰り返す。


横岳山頂からの景色。遠くに行者小屋、右の岩が大同心と小同心か?


下りもクサリとハシゴがあります。


コマクサの大群生を見ながら。


硫黄岳山荘に到着。この時点で午後1時。9km先の美濃戸まで一気に下山して4時20分のバスに間に合うか。もう1泊して星空を見て、明日ゆっくり下山するか。一瞬悩んだけどすぐに答えは出ました。

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